介護施設の事例

施設名: 特別養護老人ホーム

特別養護老人ホーム介護福祉士なし

対応者

対応者

対応者 介護福祉士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況 Ⅲa

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Sさんは認知症があります。身体機能としてはポータブルトイレを使用しており、ポータブルトイレの使用は自立レベル。夜間は徘徊してしまうのでポータブルトイレから離して、歩いたら鳴るような場所にセンサーマットを敷いています。歩行は杖レベルです。Sさんはセンサーマットが鳴ると職員が来ることがわかっているのでセンサーマットのスイッチを自分で切ってしまいます。そこで、介護職員のAさんはセンサーマットのスイッチを離して置いておいたようです。しかし、置く場所が悪く、センサーマットの線が地面から少し浮いていました。夜間、いつものように歩き始めるSさん。センサーが反応して訪室しようとした際に「ドン!」と音がしました。センサーの線が引っかかってしまい転倒してしまいました。幸い怪我もなくドクターに診てもらっても異常はなかったです。すぐに職員で話し合い、センサーマットではなくセンサーベッドへ入れ替えました。

対応者の中での対応

Aさんがセンサーマットのスイッチの場所を変えたことを誰も知らなかったので、変更したことはすぐに共有するべきでした。共有していれば本当にその位置で安全なのか。などがすぐに検討できて今回の事故は起こらなかったと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

センサーマットを利用者さんが切ってしまい、出てくることも危険なのでスイッチを届かない所に置くと言う対応もありかと思います。しかし、ベッド環境を変える際には職員に相談することが大切かと思います。また、センサーベッドのスイッチは切るのが難しい仕様になっているので、センサーベッドを使用することでスイッチを自分で切る可能性も減りますし、今回のように配線が引っかかって転んでしまうリスクも少なくなるので利用を考えます。1番は職員1人での判断ではなく、報告・連絡・相談を徹底して行なっていくことだと思います。

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