介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)介護職員骨粗しょう症

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J2

認知症の状況 Ⅲb

性別 女性

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トラブルが起きた背景

認知症デイサービス利用中の午前中にwさんは突然不安そうに話し始めて、『そろそろ帰ります。お父さんが帰ってくるからご飯を作らないといけないから』と何度も同じ内容を話し続けました。
認知症の対応として、相手の話は否定も肯定もせずに心に寄り添うように傾聴していく事がありますが、その時も同じように対応しましたが、話はエスカレートしていき、最終的には歩行は自立歩行できますが危険への認識がないため、一人での歩行は危険性があります。
結局10キロほど離れた自宅までスタッフが付き添って、歩いて帰りました。

対応者の中での対応

話を聞きすぎて、wさんの話がエスカレートしてしまいました。
余計に不安がってしまいました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

今回は話を傾聴しすぎて、本人は始めから不安がありましたが、話を続けていく事で余計にwさんの心の余裕がなくなり、不安が強くなってしまいました。
この場合は話を傾聴して行く時に少しずつ話をすり替えていき、本人の本当の目的を関わる中で探していき、解決できるように支援するべきでした。
実際にwさんの自宅まで行きましたが、帰ったあとも自宅の中で自宅を探していましたし、wさんの思う自宅はそこではなかったようでした。
しっかりと話を聞き本当にしたい事を理解して、解決に向けて向き合えば本人もスタッフも負担が最小限で済みます。

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