介護施設の事例

施設名: 小規模多機能型居宅介護

小規模多機能型居宅介護介護福祉士認知症

対応者

対応者

対応者 介護福祉士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 B1

認知症の状況 Ⅱb

性別 男性

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トラブルが起きた背景

Iさんは、軽度の認知症がありとても口数の少ない利用者様でした。服に食べ物をこぼしたり排泄に失敗し服が汚れてしまった時はお部屋で介助をしながら着換えをします。ある日、20代前半の若いスタッフがIさんの着替え介助で二人っきりの状態でお部屋にいるとIさんがスタッフの服を掴んで自分の顔の方に引き寄せてきたそうで、やめて下さい。と抵抗しても何度も繰り返しますし結構力も強く着替えの介助どころではないと男性スタッフと交代しました。若いスタッフとIさんを二人きりにしなければそのような行動をとることもなかったのですが、二人っきりになると何度注意してもやめてくれませんでした。その後は、極力男性スタッフが対応することと女性であれば二人での対応となりました。

対応者の中での対応

介護施設はとても忙しく、時には若い女性スタッフしか手があいていないこともあったりするので何度もIさんとお話ししたり理解して頂くよう努力したのですが、Iさんはその行動をやめなかったので服を汚してしまったりおむつが汚れてしまっても他のスタッフが対応できるまで少し待って頂くことがありました。Iさんにもその間我慢して頂くことになりますし、そのスタッフもとても申し訳なさそうにしていて、そういう状況にならないよう気にしながらスタッフで連携して仕事をしていました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

Iさんと何度もスタッフがお話ししたりしましたが、その前にそのことが起こった時すぐにケアマネージャーに相談し、ケアマネージャーからIさんにお話ししていれば少しは状況が変わっていたのかもしれないなと思いました。ケアマネージャーも忙しいからと遠慮せずにすぐに報告するべきだったと後悔しました。利用者様のなかには、スタッフが何度言っても聞いてくれなかったこともケアマネージャーからお話ししてもらうとすんなりと受け入れて頂けることもあるので、上の方との連携をうまくとってよりよい環境で仕事ができればと思います。

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