介護施設の事例
施設名: その他
その他介護職員身体障害
対応者
対応者 介護職員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 男性
トラブルが起きた背景
2020年10月ごろの出来事です。Hさんが務めており、Mさんが就労している介護事業所での話です。
Hさんは閉塞性動脈硬化症による重症下肢虚血で右下肢を切断して車いす生活を余儀なくされておりました。
Hさんは上肢の機能は保たれており、認知症もありませんでした。
Hさんは普段ベッドから車いすには介護職員が2~3人で介助して移乗をしておりました。
その日も車いす移乗を行おうとしたときにHさんが自分の腕で体を持ち上げようとしておりました。
もちろん危ないため、介助をしようとしましたが、何もかも介助してしまうと自身を失ってしまうと思い危ないことが起きないように少しの間見守りました。
結局車いす移乗はできませんでしたが、Mさんたちが介助しているときに『ありがとう』とお礼を言われました。
対応者の中での対応
ご本人の認知機能に合わせて尊厳をそこねないように対応できたことが良かったことだと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
下肢を切断した人は介護事業所では時々見かけることがあります。
認知症があるかどうかということが大切ですが、認知機能の低下がなく、上肢の筋力がたもたれていれば車いす移乗ぐらい自分でやりたいと思うのは必然だと思います。
利用者さんの自信を失わせないようにすることや尊厳を保つことも介護を行う上では大切となってきます。
時間のない中で働く環境にありますが、単純作業にならないように利用者さんの気持ちの面も考えて介護を行えるようになるとワンランク上の介護を提供できるようになると思います。
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