介護施設の事例
施設名: 小規模多機能型居宅介護
小規模多機能型居宅介護介護職員関節リウマチ
対応者
対応者 介護職員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 男性
トラブルが起きた背景
娘様との二人暮らしで、日中は仕事に行かれるため、お一人になります。デイの送り出し準備の為、訪問に伺うと、ベッドの横で倒れていらっしゃるところを発見しました。起こしてください、と言われすぐにかけよりました。どこか打ったりしていないかなどを確認し、頭部に影響はなく、軽い打撲だけだった為、ゆっくりと手を添えながら立ち上がっていただきました。立ち上がり時にもフラつきや痛みなどもなく歩行介助もいつものように行えました。普段でも娘様から転倒を繰り返していることを聴いてはいましたが、実際に訪問時に転倒していたことはこれが初めてでした。万が一頭を強く打ったり、出血、骨折などしていたことを想定し、事務所に戻ってから、スタッフ間での情報共有を行いました。また医療との連携も踏まえ今後の対応について検討しています。
対応者の中での対応
すぐに起こすことはせず、どのようにして転倒してしまったのか。頭は強く打っていないか。骨折や痛みなどがないかなどを確認してから起こしたことが良かったことだと思います。もし頭を打っていたとしたら、起こすことで、症状を悪化させる可能性もあるからです。悪い点としては、すぐに看護師など医療職や家族に連絡を入れられず、帰社後の報告になったことです。
今後同じ事例が起きた時の対処法
この対応では頭を打ったり、骨折なども見られなかったので、事後報告でも問題はなかったかもしれませんが、やはりトラブルに遭った際はすぐに家族様へ連絡をいれ、状況説明をした上でケアに携わるべきだったと思います。また頭部を打っている、または骨折しているなどあればすぐに医療従事者へ連絡をした上で、対応の指示をうけるなどした判断をしなければ、大事に至ることもあると思いました。また緊急時にはそのワンクッションが仇となる場合もあるため、状況に応じて判断をしなければいけないと思いました。
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