介護施設の事例
施設名: 訪問看護
訪問看護介護職員認知症
対応者
対応者 介護職員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 わからない
性別 男性
トラブルが起きた背景
Tさんは身体的には特に健康ですが、認知症状は強くあります。家族様のことがわからなかったり、急に魔法使いになったりとあります。歩行は問題なく、他の高齢者の方となんら変わらず、認知症があるのかパッと見ではわかりません。自宅で奥様がご主人と出かけようと用意をしていると、先に用意を済ませたTさんは、靴を履き出ていかれたそうです。すぐに奥様も探しに出かけられたそうですが、気づいた頃にはもう見失っておりました。その後、行方不明と連絡が入りました。訪問スタッフへ連絡を入れ、訪問の移動中などにも探してもらうように連絡をし、ケアマネージャーや警察などにも連絡を入れましたが、その日は見つかりませんでした。翌朝、家族様から連絡が入り、隣町の公園で座っているところを保護されたとのことでした。軽い擦り傷等はありましたが、大きな傷もなく無事にすみました。その後、すぐに家族様やケアマネージャーとも話をし、GPSを福祉用具で借りることになりました。
対応者の中での対応
徘徊の気配があったときからGPSの話を持ち出し、提案して借りることができていれば、一晩公園で過ごすこともなく、早期に発見することができたかと思います。良かった点としては、連絡が入ってすぐに他の訪問スタッフへ捜索の要請をしたことです。結果は見つけることができませんでしたが、いくつもの眼で探すということができました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
この対応で、外に出たときでも携帯でどこに居るのかなど場所の把握ができるようになったことで、家族様も安心して暮らすことができています。施設への入所なども検討をされていましたが、本人様の思いや同居する奥様としてもできるだけ自宅で過ごしたいという思いもあられた為、今回のGPSの貸与で在宅で過ごせることができたことは良かったことだと思います。ケアマネジャーからはすぐに施設の話も出たりはしますが、本人様や家族様の想いを如何に汲み取り、在宅で過ごすことができないかを考えるケースとなりました。
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