介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)相談支援専門員認知症

対応者

対応者

対応者 相談支援専門員/女性

お相手

対応者

寝たきり度 J2

認知症の状況 Ⅱb

性別 女性

トラブルが起きた背景

Yさんは、認知症の診断は出ていましたが初期の段階でありました。自立歩行が可能で、他者との会話も問題が見られなかったので、利用者の一人として私たちスタッフは対応しておりました。そのYさんは、食後に認知症の薬(アリセプト)の服薬がありました。私たちスタッフは、Yさんが軽度の認知症と考えていたので、服薬の際に水を渡すことにしていました。ある日、Yさんのご家族から連絡がありました。Yさんはデイサービスから帰宅後、喉の痛みを訴え、かかりつけの東京都健康長寿医療センターに運ばれたとのことでした。診察の結果、Yさんは薬の包装シートまで飲み込んでいたのです。その結果を受けて当事業所は、Yさんとご家族に丁寧に謝罪し、Yさんの治療費を保険で対応しました。そして、私たちスタッフはYさんを含めてすべての利用者に対し、服薬の際は薬の包装シートをはがし、薬を手渡して服薬確認を行うように徹底しました。

対応者の中での対応

ご家族からの連絡を受けて、Yさんの治療費を当事業所の保険で対応したことは良かったと思います。認知症高齢者は「思いもつかないことを起こすことがある」ということを私たちスタッフは身をもって感じた事例でした。この事例を教訓に、利用者の見守りの強化をしていくことになりました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

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