介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)ケースワーカー認知症

対応者

対応者

対応者 ケースワーカー

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 A1

認知症の状況 Ⅲa

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Yさんは中等度の認知症があったが、家族は加齢による物忘れ程度の認識。同居しているが歩行などに問題ないため、特に介護をされていないが、デイサービス内では被害妄想や物とられ妄想がありその都度デイで対応していた。ある日、いつものようにデイを利用され帰宅されると家族より連絡があり「先日購入した補聴器がない」とのこと。もともとデイを利用開始前から補聴器を利用されていたが、電池が切れたり壊れてたりと頻繁にあり、しかも補聴器があってもなくても声は聞こえにくかったが、あまりにも本人が「聞こえない」を連発するため家族が購入していた。その補聴器がなくなったと家族。本人もデイにつけていったというが、その日もデイは確認したが朝、つけてこられず本人にきくと「あら、ないわ」ぐらいの反応。本人に聞いたら「探していたらデイに送れるからまた探す」と言われた。しかし、帰宅したら本人は「デイにつけていった」と言うし、家族は本人が中等度の認知症であることを理解していないので、朝の本人の言葉を説明しても家族は納得されれずデイで失ったと判断された。ただデイで施設内を探すが、家でも念のため探すことをお願いした。なぜなら以前、認知症のある本人が介護保険証を失くした(デイに預けた等も言われた)が結局、本人の衣類ダンスや布団の枕の下や、デイバッグ以外の鞄から出てきたことがあったため(これは本人の了解のもと、部屋でケアマネージャーが探した結果)。

対応者の中での対応

デイスタッフ全員で施設内を探したが見つからないことを報告し、家でもなかったことを家族に確認し(本当に家を探されたかどうか不明)、損害賠償保険を利用し補聴器(15万程度)を弁償した。良かった点は、本人が持ち物を失くすことが多く、また指輪や時計など高価なものを持ってくることがあったので(大体、自宅で片付けた場所を忘れて、失くしたと訴えるパターン)、デイスタッフがデイ送迎車に乗車前にかならず本人のアクセサリーを確認する癖がついていたことが良かった。高価なもの(特に財布に数万円入れる、指輪、ネックレスなど)は持参しないでほしいと注意しているが、認知症の方に理解は困難であることをスタッフ全員の共通認識としていたことが良かった。

今後同じ事例が起きた時の対処法

利用されている中で、性格や認知症などの症状の程度を把握していく必要がある。家から外出する=お出かけする、なのでおめかしするし、不必要なものも多く持参されることに注意が必要。家族は「そんなもの持っていかなくてよい」というが、本人は必要だから準備されているので否定することはできない。ケアマネージャーのアセスメントが大切であるが、元気なころの性格までは把握しにくく家族に聞くしかないが、同居であっても別居であってもその人の本来の性格などを把握している家族は少ないので、利用者のことは、利用されている中でスタッフが観察し、見極めることがベストである。

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