介護施設の事例
施設名: 通所介護(デイサービス)
通所介護(デイサービス)機能訓練指導員変形性関節症
対応者
対応者 機能訓練指導員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J2
認知症の状況 Ⅱa
性別 男性
トラブルが起きた背景
Iさんは、運動とお風呂が大嫌いなのですが、本人様だけが拒否を訴えられるのならまだ良いのですが、他の方を巻き込んでしまうのが問題なのです。他のご利用者様も様々な認知の方がおります。なのでIさんが大声で「したくもない運動させられて怪我したらどうするだ!」と行ったり「お風呂行くと裸見られるぞ!」と言うと数人の方は不安になられたり、一緒に拒否を訴えられました。またお風呂への誘導の際に他の職員の方がお風呂とは言わずいいとこまんじゅう行こうと嘘をついて連れて行こうとした時に、Iさんはバカにしやがってとその職員に殴りかかる事がありました。そこでTさんはご家族に相談しましたが、お風呂だけは何とか入れて欲しいと言われました。そしてよくお話を聞くと家ではおとなしくしているとの事でTさんはもしもう一度同じようなことがあればその場で電話でお話しをしてもらうことを提案してみました。そしてお風呂の拒否などがあった時に電話でご家族に説得してもらうと何事もないように解決できました。
対応者の中での対応
ご家族に負担をさせてしまったこと、スタッフの教育や連携ができていないことが問題だと思いました。今回の件はIさんの周りを巻き込んでしまうことも問題したが、Iさんの気持ちに寄り添って解決しようとしてないところも問題だと思いました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
まずはスタッフ一同が共通意識を持って皆でトラブルに対して何とかしようと思うことが大事だと思いました。普段からの申し送りや話し合いの場をもっと設けて利用者様目線になって行動すればもう少し違った解決があったと思います。Iさんも家ではおとなしいのであればもしかしたら何か家でストレスがあっての行動かもしれません。嘘をついて連れて行こうとしたスタッフもその場で一人で何とかしなきゃと思っての行動かもしれません。そんな時に周りの先輩が共通意識を持ってIさんを少しでも気にかけていれば嘘をついた後でも声をかけて止めたりできたかもしれません。なのでスタッフの教育連携が今回のトラブル解決になると思いました。
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