介護施設の事例

施設名: 小規模多機能型居宅介護

小規模多機能型居宅介護介護職員脳血管疾患

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 A2

認知症の状況 Ⅱb

性別 男性

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トラブルが起きた背景

Kさんの入浴介助に女性ヘルパーが対応をしていました。Kさんは軽い認知症と軽度ですが左下肢に麻痺があります。ただ、殆どのことはご自分で行うことができる方です。入浴介助に至っても基本的にはご自身ですべて行っていただいておりますが、背中など手が届かないところは支援をしている状況です。Mさんが入浴介助に入ると、陰部の洗体を強要してくると報告が上がりました。Kさんに確認するも、そんなことは強要していないと言われます。事実確認も必要かと思い、入浴介助に入ったときに一緒にケアを行うことにしましたが、私がいる事を解ってかその日は強要することなくご自分で洗っておられました。後日、再度Kさんの入浴介助にMさんと一緒に行いました。その日は、洗体中は脱衣所で別の次の方の準備などを行い、浴室内には入らないようにしました。次の方の準備を行っていると中から「洗って」という声と、Mさんの「ご自分で洗えますね?」と言ったやり取りが聞こえてきました。拒否するMさんに対してKさんは少し声を大きくして「早く!」など言われていました。その時に中に入り、強要している場を目撃しました。本人様へご自分で洗ってもらうように伝え、入浴後にKさんと話をしました。

対応者の中での対応

初めKさんに事実確認をした際は、白を切り通す感じでした。入浴介助に一緒に入り、その場を確認することで、本人様には強要していることがある事実を認めてもらいました。ご家族様へも報告を行い、これから同じようなことをしないと本人様も反省しておられました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

入浴介助では体を洗うことのケアが当たり前となり、セクハラなども麻痺していくことも介護現場では少なくありません。少しのつもりで支援しているつもりがセクハラにつながることもあることを施設内で話し合いを行いました。普段からオムツやトイレなどのケアも行っているため、キッチリとした線引を行い、セクハラに至らないようにしなくてはいけないと思います。また1人で対応しなければいけないような状況でもそのような言動などが見られる方がいらっしゃれば、二人対応で行うか、Mさんのように一人で解決しようとせず、上司の方へすぐに相談にいくことをオススメします。

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