介護施設の事例

施設名: 小規模多機能型居宅介護

小規模多機能型居宅介護介護職員脳血管疾患

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 A1

認知症の状況 わからない

性別 男性

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トラブルが起きた背景

Kさんはご自分である程度自立しておられる方です。自宅からリハビリパンツをはいて来られるのですが、家族様の介護負担軽減のため、テープ式のリハビリパンツをして来られました。本人様はテープ式のものはオムツと思っておられ、羞恥心から「こんなものは履けない。恥ずかしい」と仰られます。帰宅前にトイレに入られ、そこから立ち上がることをしてくれませんでした。なぜかと伺うと「こんなパンツは嫌、いつものに変えてほしい」と言われました。帰宅したら履き替えるなどの提案もしましたが、頑なにトイレから立ち上がってもらえない状況になりました。本人様のリハビリパンツはなく、事務所から予備のものを出して履いてもらうことで、ようやくトイレから出てこられ、帰宅されました。

対応者の中での対応

羞恥心からテープ式を拒否されておられ、その時は事務所のリハビリパンツを履いていただきましたが、帰宅時に家族様へ状況報告をしました。介護負担を減らすための対策だったとのことでしたので、テープ部分が目立たないものもあることを提案させていただきました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

オムツやリハビリパンツにも様々な種類があり、どのような用途で使えるのかを勉強することで、その方や家族様により良いものを提案することができます。普段から使用しているものが本当にその方や家族様に合っているのか、それを見極めるのも介護士の仕事だと思います。今回のケースでは家族様の介護負担の軽減を図るためにテープ式のリハビリパンツを使用されたものでしたが、本人様は恥ずかしさから、リハビリパンツを見た時にオムツのようにテープが付いていることで、オムツと思われ恥ずかしくなられたご様子でした。ご本人様の羞恥心も考え、どのようなものがよいのか他のスタッフと話し合うことや研修することで知識も増えていくと思います。

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