介護施設の事例
施設名: 通所介護(デイサービス)
通所介護(デイサービス)介護福祉士糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
対応者
対応者 介護福祉士
対応者 男性
お相手
寝たきり度 B1
認知症の状況 Ⅰ
性別 男性
トラブルが起きた背景
Nさんは年齢も若く認知症などもありません。重度の糖尿病でインスリンの施注と慢性腎不全のため透析に通っています。非透析日に通所介護サービスで送迎に向かうのですが自身で思うように動くことができないため自宅の中まで入り介助を行っています。自宅内でも車椅子で移動するため車椅子の操作など非常に神経を使っています。そんなある日、Nさんの自宅に入っている訪問介護員(ヘルパーさん)からNさんの自宅のふすまに穴が開いているが事情を知っていますかとの相談がありました。従業員へ確認しましたが全員心当たりがなくそのように返答しましたが訪問介護員曰く、車椅子でぶつけたのではないかとの事でした。家主のNさんは自身で動くことはない為、サービス事業者の誰がが誤ってふすまに穴を開けたということになります。車椅子の操作でぶつけたのであればNさん本人が乗っているためその場で気が付くはずなので結果、訪問介護員が援助に入っている際にできたものではないかという事で話は収まりました。
対応者の中での対応
実際にNさん宅で介助をする際は車椅子にNさんが乗っているため、ふすまへ接触すればNさん自身が気付くはずであることを説明できたことが良かった点だと思います。また悪かった点としてはふすまへの接触の可能性を従業員全員へ周知できていなかった点だと思います。今回は結果として落ち度はなかったですが起こりうる可能性として注意喚起が必要だと思いました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
新規でご契約の際には原則、自宅へ入っての介助ができるのかできないのかを明確に説明しておく必要があると思いました。そして介助に入るのであれば今回のような事例が必ず起こらないという保証はどこにもないということにご理解を頂いておく必要があると思いました。また自事業所の従業員へも当日の様子を明確に確認する習慣を持たせ、不測の事態発生時には迅速に報告するよう周知しておくことが大切だと思います。そして事業者同士で話し合うのではなく担当のケアマネに間に入ってもらうなどすればより穏便に事を収めることができたかもしれないと感じました。
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