介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)介護職員脳血管疾患

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 女性

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トラブルが起きた背景

通所サービスを利用される際に、入浴の物品や連絡帳、内服薬、外用薬など必要なものを家族様やご本人様がご用意されるのですが、来所されて荷物の確認をせせていただくと、いつも入れている袋の中に昼食後に飲まれる薬が入っていないことに気づきました。ご本人様は片麻痺で、通所の準備はご主人がされます。本来忘れ物があった場合、薬以外であれば施設のものを貸し出したりはするのですが、内服薬などの場合は家族様に届けていただくか、職員が取りに伺うケースが基本となっています。今回のケースでは家族様は仕事に出ておられ、本人様や家人が不在の家に上がらせていただくことはできない状況でした。家人などが不在の場合、もし物を取ったなどの信用問題や、様々なトラブルに繋がるケースも有るため禁止にしています。ただ、家族様の事情で鍵を預かっていた為、家族様へ状況の説明をしてご本人様と一緒に自宅へ戻り、薬を取らせていただくことになりました。今回のケースでは鍵があった為、家族様へ説明した上で入室させていただきましたのでクリアすることができましたが、もし鍵がないなどであれば入室することはできませんでした。このように来所時に気付くことも少なくなく、スタッフ間で送り出しの際に最低限薬の確認をしてもらうことで、今は未然に防ぐことができております。

対応者の中での対応

家人が不在の家に入室することで「勝手に上がった」「物がなくなった」などトラブルに繋がることもあると判断し、今回はご本人様へも状況を説明し、一緒に行っていただくことでそのようなことも起きることなく済みました。また、家族様へも事前に状況説明の連絡を入れたことで対応することができました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

家族様や本人様の許可を得ず、鍵があるからと安易な考えで自宅に入ることで、トラブルになるケースも有り得ると思い対応させていただきました。また、鍵を開けて入るところを近所の方が見て「今日はデイサービスに行ってるはずでは?」など勘違いもされ、不法侵入などと間違われるケースもあると思われます。本人様をお連れすることで近所の方からの不審も防ぐことができますし、職員や事業所の信用問題にもつながるかと思います。ただ、このようなケースになることは本来未然に防げることが一番だと思いますので、自宅から出発する前に薬の確認は行うようにしなければいけないと思います。

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