介護施設の事例
施設名: 通所介護(デイサービス)
通所介護(デイサービス)介護福祉士なし
対応者
対応者 介護福祉士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J2
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
トラブルが起きた背景
私がデイサービスに勤めていたときの話です。Aさん、80歳代、女性の方で少し内向的な性格であり、デイサービスで親しい人が来ていないときはよくテレビを見ていたり、本を見ていたりしました。そんなAさんと仲がよい、Bさんは社交的でよくみんなに話しかけたりして人気が高い利用者さんでした。Bさんはよくデイサービスにお菓子を持ってきて、すれ違う人たちにスタッフも含めお菓子をよくくれていました。ある日、Aさんがデイサービスを何度か休むことがあり、私はそのことが気にかかり、Aさんと話す機会をもうけました。すると、Bさんとの相談を受けました。話を聞くとBさんはとても好きで話しやすい方です。でも、お菓子をよくもらうのは嬉しいのだけど、他の人と話してるとき私だけお菓子を持ってないと貰ってばかりです気が悪いなと思います。と悩みを打ち明けてくれました。そのことを聞き、月1の会議でこのAさんの悩みをみんなと共有し、お菓子をデイサービスで持ち寄ることを禁止することで、Aさんがデイサービスを休むことがなくなっていきました。
対応者の中での対応
自身の対応で悪かった件は、Bさんの好意に甘えお菓子を持ってくることを容認してしまったことです。Bさんはいいかもしれませんが、それを見ている周りの利用者さんにも自分は何もしていないと気を使わせてしまった可能性があったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
もし、自分が同じような境遇になった場合は一度断りを入れて上司や周りのスタッフ、またマニュアルを確認してどう対応すべきか考えるべきだと思います。また、全員ではありませんがそういうお菓子をくばる利用者さんも目撃することで、自分もお菓子を持ってこなくては仲間にいれられないと気にする利用者さんもいると思うので、もしマニュアルがなければ注意書きとして掲載することでこのようなトラブルは避けられると思います。
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