介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)生活支援員がん

対応者

対応者

対応者 生活支援員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J2

認知症の状況

性別 男性

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トラブルが起きた背景

長年喫煙をしている方で、本人もやめる気がなく、一日にひと箱ほど吸われる方でした。 福祉施設敷地内が禁煙になってからは、何も言わずに外に出て近くの道路などで吸われていました。喫煙により健康状態が悪化することに関しても、本人は別に構わないとのことで、止める気もないのですが、やはり知らない間に外に出られて喫煙されるのは心配ですし、施設の近所の方からもクレームが来そうですのでできるだけしないように言っていましたが、本人が止める気もないので対応に苦慮していました。いろいろと話し合いましたが、喫煙できないなら来ないとのことでほとんど自宅で療養することになりました。やはり敷地内を全面禁煙にするのは、現場を考えない政策だと思いました。

対応者の中での対応

田舎などならば、敷地の外に出て喫煙してもそれ程問題がないのかもしれませんが、住宅地にある施設の場合は対応に苦慮しそうです。長年喫煙してきた人に、来所している間は禁煙してもらおうとしてもなかなか上手く行かないことで、対応に困っているところは多そうです。

今後同じ事例が起きた時の対処法

近所の喫茶店や、公園などにあらかじめ喫煙できるところを決めて、そこに行ってもらうのが一番いいと思います。高齢になってから生活習慣を変えるのは難しい人が多いので、あまり制約をせずに気楽に来れる体制を作ることが何よりも必要だと思いました。厚労省の方も、地域の特徴や来ている人の多様性に配慮して指針を決めて、柔軟に対応していただけるとこちらとしては助かります。今の厚労省は細かく決めすぎだと感じることが時々あります。

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