介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)介護職員がん

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Oさんは末期の大腸がんを患っており、認知症もかなり進んでおられ娘さんの事もわからなくなっていました。
けれど、体は比較的まだ自由に動かすことが出来たので頻繁に徘徊が見られ他者とのトラブルも見られていました。
この件は、Oさんが亡くなる前、施設内で私がOさんと手を繋いで散歩をしていた時の事です。
Oさんは体がまだよく動く方でしたので、決して手を放さないようにしっかりと握っていましたが、突然Oさんが走り出してしまい、バランスを崩して膝から転んでしまいました。
結果として、足の骨などに異常もなく、Oさんはその日のうちに元気に歩いていましたが、後日ご家族様に虐待を疑われてしまいました。

対応者の中での対応

私はすぐに施設に電話をし、至急職員を呼んでOさんの状態を一緒に確かめてもらい指定の病院にタクシーにて付き添いレントゲン写真等など医師の診察を受けてもらい、その後の指示をもらいました。
この対応はよかったと思いますが、もう少し、Oさんの行動力に配慮していればと思いました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

やはり、どんな状況に対しても冷静に対応し、自分一人だけでは判断せずにすぐに同僚や先輩に相談するべきだと思います。
そして、心の中ではどうしたらよいのかわからず焦っていても、ご本人や他の利用者様が落ち着いていられるように接してあげる事だと思います。
また、認知症の方の自分の事をわからなくなっている中でもこちらを気遣う痛くないや大丈夫、などという言葉は鵜呑みにしない方がいいです。
一番大事なのは、その方の気持ちもそうですが、お預かりしている以上その方の健康面です。

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