介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)介護職員骨粗しょう症

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J2

認知症の状況 Ⅲa

性別 女性

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トラブルが起きた背景

数年前、認知症の方がメインに通所する施設で働いていた時の事ですが、施設内で私がKさんのトイレの介助をしていた際、Kさんがお金の話をし始め、いつものように話を合わせるように応じていた所、どこかで昔の記憶と繋がってしまったのか私がKさんの家を勝手に売り払ってお金を持ち逃げしてしまった事になっており、大声で罵声を浴びせられKさんは周りにおられた他の利用者さんにもお金を盗んだ泥棒だと触れ回り、何故か私が他の利用者さんにも非難されてしまいました。

対応者の中での対応

Kさんは若い頃にお金に苦労をされた方のようで、認知症を患ってからもともとお金に敏感であった所がより強調されてしまっていました。この点も知っていながらいつもと同じ対応をとってしまい、結果不穏にさせてしまった事が悪かったと思います。
この時の対応としては、Kさんがお金の話をしだし、顔色が変わったのを観察したのちにうまく話を変えた方が良かったと思いました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

もちろん、私がKさんのお金を盗んだなどと事実無根の嘘ですが認知症の方はそれがあたかも本当の事のように思い込んでしまうので、そうなってしまえば意識を変えてもらうのは並大抵の事ではありません。
私の場合は他の利用者さんにも避難されてしまい、その当時はとてもつらかったのですが他の同僚職員がうまくレクリエーションを始めてくれたおかげで皆さんの意識を逸らすことが出来ました。
認知症の方に言い返しても余計に不穏になってしまう事が多いので、こうなってしまった場合は他の事で意識をそらしてその間に忘れてもらい、また何事もなかったかのように落ち着いた所でこちらもトラブルを忘れたふりをして接してあげるのが一番だと思います。

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