介護施設の事例

施設名: 小規模多機能型居宅介護

小規模多機能型居宅介護介護福祉士認知症

対応者

対応者

対応者 介護福祉士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J2

認知症の状況 Ⅲa

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Mさんは身体機能はあまり低下していないものの排泄があまりうまくいかないことが多い為おむつをしています。本人は何故私がおむつをしないといけないの?トイレも行けるのにとよく言われ自分が排泄を失敗するのを認めたくないご様子です。そういう心理もあってなのか、自分が汚したおむつをゴミとして捨てずにお家の色々な所に隠されます。洗濯機の中に隠しそれを知らずに近くに住んでいる娘さんが洗濯機をまわしてしまったり、ずっと放置され物凄い異臭がしたりとご家族が悩まれていました。ご家族と連携をとりどこにおむつが隠されていたかなどノートでやりとりをし、だいたい決まった7ヶ所に隠されていることが判明しました。場所がある程度わかりトラブルもだいぶ軽減されました。

対応者の中での対応

ご家族がとても協力的でノートでのやりとりもとってもスムーズに出来てとても良かったと思います。ですが、Mさんご本人は自分がおむつを隠した場所をなんとなく覚えているのか、その近くに行くと後ろからついてこられたり座っておられても物凄くそわそわされるので他のなにか簡単な作業(タオルをたたんで頂いたり)をして頂き気をそらせながら対応していきました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

Mさん自身はとても排泄のことを気にしているからこのような行動をされるようになったんだと思います。施設でのお風呂の時でも汚れたおむつをすぐに隠そうとされますしとにかく見られたくないという感じでした。一人の女性として接し、嫌な思いをされないよう配慮して接して頂ければと思います。Mさんがお風呂の日は極力女性スタッフがお風呂担当をしたりと施設でその方の情報をできるだけ共有し、ストレスなく介護施設を利用してもらえるようにと思います。

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