介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)介護職員なし

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Mさんは軽度の認知症があり、転倒の心配があるので車いすを利用されています。デイサービスをほぼ毎日ご利用され、とてもお元気です。
ただ1つ問題なのは、すぐにトイレに行きたいといわれることでした。朝来たときは10分おきに、だんだん5分おき、3分おきと時間の経過とともに短くなってきます。さっき行きましたよというと怒ってしまいます。時には職員を引っかいたり、髪の毛を引っ張ったりされます。すぐに行きますねと声かけして適当にごまかして対応していました。
他の職員の方も、怒るだけの元気があっていいねと笑っておられました。おむつをされているので頻繁にトイレに行く必要はないのですが、トイレに行くという目的のために元気を保たれているのだと先輩職員が言われていたので、温かく見守ることにしました。

対応者の中での対応

最初はトイレに連れていかなければと思い、せかされるのでこちらも動揺してしまいました。
でも、認知症もあるので温かく見守ることが重要と思い、笑顔で対応するようにすればご利用者さんも安心してくださいました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

ご利用者さんが無理なお願いをしてきたときに、職員が聞き入れないととても怒ったり暴力を振るわれたりつばをかけられたりすることもあります。
でも、認知症なんだ病気なんだと理解して、プロとして冷静に対応することが大切だと思います。とても難しいことですが、冷静になって穏やかに対応することがどんなときも重要です。
そのためには他の職員とまめにコミュニケーションをとって、ストレスをため込まないことが重要だと思います。

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