介護施設の事例
施設名: 通所介護(デイサービス)
通所介護(デイサービス)相談支援専門員糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
対応者
対応者 相談支援専門員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅱa
性別 男性
トラブルが起きた背景
デイサービスのおやつの時間の出来事です。
うちのデイサービスは食事やおやつを手作りしている為、ご利用者の身体状況に合わせた献立を提供しています。
Y様は糖尿病を患っており、糖尿病性の神経障害も併発していました。食事前にはインスリン注射が必要な程、症状は進行していた為、おやつもカロリー計算されたヘルシーな物を提供させていただきました。
その日は他ご利用者様のお誕生日があった為、Y様以外のおやつはケーキでした。Y様のおやつは低糖質クッキーだったのですが、そのおやつを見たY様は激怒されてしまいました。『同じお金を払っているのに差別された』Y様の言い分でした。
ご病気に配慮した上での行為であったことはご説明をしましたが、Y様は納得されずその後デイサービスを辞めてしまわれました。
対応者の中での対応
お客様の疾病に配慮したおやつ考え提供をした点は良かったと思います。
ただお客様の病状ばかりを気にしたがゆえに、お客様の自尊心を傷つけ、『差別』と感じさせてしまった点は悪かったところと思い反省しています。
今後同じ事例が起きた時の対処法
介護保険で行っているサービスである為、ご利用者の身体状況の維持・向上については意識していかなければならないと思います。
しかしながら『ご利用者の満足度』にも目を向け、時には柔軟な対応が必要だったのではないかと感じています。糖尿病の方でも安心して食べられる低糖質のケーキを提供し、他の方との差別を感じさせないのがベストかと思いますが、時間も予算も限られていると思うので、たまのイベントの時などは、他の方と同じ物を召し上がっていただいても良かったかもしれませんね。
同じ施設での関連事例
新着の介護事例
総合閲覧数ランキング
関連ワードから探す
- アルバイト(12)
- ケースワーカー(22)
- ケアマネージャー(介護支援専門員)(50)
- サービス提供責任者(68)
- その他(23)
- 介護事務(18)
- 介護助手・介護補助(28)
- 介護福祉士(184)
- 介護職員(304)
- 介護職員(ホームヘルパー)(163)
- 介護認定調査員(1)
- 作業療法士(16)
- 支援相談員(29)
- 機能訓練指導員(17)
- 歯科衛生士(2)
- 理学療法士(27)
- 生活支援コーディネーター(3)
- 生活支援員(17)
- 生活相談員(21)
- 相談支援専門員(13)
- 看護学生(1)
- 看護師(51)
- 福祉用具専門相談員(3)
- 管理栄養士・調理スタッフ(5)
- 管理者(施設長・ホーム長)(56)
- 臨床心理士(3)
- 薬剤師(3)
- 言語聴覚士(2)
- 運転手(介護ドライバー)(1)
- 鍼灸師(1)