介護施設の事例
施設名: 訪問介護(ホームヘルプ)
訪問介護(ホームヘルプ)介護職員多系統萎縮症
対応者
対応者 介護職員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 C1
認知症の状況 Ⅱa
性別 女性
トラブルが起きた背景
Yさんはご家族が同アパート内にお住まいで、排泄介助と着替えのみのサービス希望でした。夏場に汗ばんで臭いもあったため、ヘルパーが同事務所ヘルパーへの連絡帳に清拭の提案を記入しました。すると、Yさんのご家族は役所へ報告される文書に「体が汚い」と書かれたと感じ、事務所にクレームを入れました。後に連絡帳は公に報告されるものではない事をご説明し、ご納得いただけました。ヘルパーには、業務用の連絡であってもご家族は気にして中を見る事があるので、ナイーヴな案件は事務所にて口頭で報告するように徹底する事で対応しました。
対応者の中での対応
入浴や全身清拭などプライベートな介助は可能な限り自分たちで行いたいというご家族の思いがある事を十分に配慮できず、結果として過剰なサービス提案になってしまった事が悪かった点といえる。その後、故意や悪意はなかった事を誠心誠意謝罪しご説明した事で信頼を取り戻す事ができたのは、幸運といえる。
今後同じ事例が起きた時の対処法
ご家族が申し込まれていないサービスの裏には、自分でやりたい、任せるのが怖い、要介助者(利用者)に恥ずかしい思いをさせたくないという意志が隠れている事もあります。深読みをするとキリがないものですが、人と人が密に触れ合わなければ成り立たない仕事でもあるので、どれだけ考え想像してもやり過ぎという事はありません。個人で経験できるケースには限界があるので、できるだけ数多くの事例を貪欲に知る努力をする事が望ましいと思います。
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