介護施設の事例
施設名: 小規模多機能型居宅介護
小規模多機能型居宅介護介護福祉士認知症
対応者
対応者 介護福祉士
対応者 男性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 Ⅲb
性別 女性
トラブルが起きた背景
YさんはADLはほぼ自立で、身の回りのことはほとんどご自分で行うことができます。ただ認知症状が強く、お話ししたこともすぐに忘れてしまったり、しようと思っていたことも途中で分からなくなることもあります。お食事の準備や配膳などはヘルパーが行っており、配膳したものをご本人様の好きな時間に召し上がられておられます。冷たくなったご飯などをご自分で電子レンジで温められることもしばしばあります。温められるように器などを考えて提供しておりますが、訪問するたびに「これは、、、」と思うものがレンジの中にあります。やかんが入っていたり、卵を温めた後であろう、爆発した痕跡があったりとあります。最低限使用の仕方をレンジの周囲に記載し、わかるように行うことで現在、危険なものを温めることはなく生活をされております。
対応者の中での対応
ガスコンロは自宅にはなく、そこからの火事などの心配はなかったのですが、電子レンジの使用方法や入れてはいけないものなどの分別も行えない状況でした。やけどなどのリスクもあったため、紙に使用方法を書いたり、レンジの温めボタンのところ以外を隠したりすることで、間違った使用をされないように対策することができています。
今後同じ事例が起きた時の対処法
コンロのように火を使わないので、電子レンジだから火事にならないと思わず、使用の方法を間違えると火花などが出て火事になる可能性もあります。この方は文字を読むことができる方でしたので、紙に温め禁止のものを身の回りから思いつくものをリストアップし、記載しわかるようにしたことと、温めボタン以外を隠すことで熱くなりすぎずやけどなどのリスクも回避できます。その方により状況が違うと思いますので、ご本人様の行えることを見極め、危険な行動を避けられるようにしました。
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