介護施設の事例
施設名: 有料老人ホーム
有料老人ホーム介護職員なし
対応者
対応者 介護職員
対応者 女性
お相手
寝たきり度 A2
認知症の状況 Ⅱa
性別 女性
トラブルが起きた背景
有料老人ホームにて一緒に働いていた女性スタッフが、入居者様から自分の娘の小学校入学祝いを受け取った件です。
金額は1万円だったと聞きました。
発覚した原因は娘から入居者様へのお礼手紙です。
とても嬉しく思った入居者様がその手紙を居室内に飾っていました。
しかし身内に小学校に入学する年齢の娘はいないので、他のスタッフが不審に思い入居者様に訊いたところ事実が分かった次第です。
入居者様に入学祝として受け取った金額をそのままお返しし、社内の別の施設へ異動することとなりました。
対応者の中での対応
自分の娘を日常会話にできるほどの親しい関係になっていたことは良いと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
「いつもお世話になっているから」という理由で、金品を介護スタッフに渡そうとする利用者様はよくいらっしゃいます。
もちろん丁重にお断りさせていただくのですが、どうしても何かお礼をしたいという方の場合は受け取る場合はあります。
ただしちょっとしたお菓子や飲み物1本程度の品物に限ります。
何かお礼をしたいという気持ちに応えることも大事と思います。
そして受け取らないことが失礼となる場合もありますので。
ですが、現金は絶対に受け取ってはいけません。
ほとんどの方は「お金を受け取ることはできない」ということをご理解してくださります。
認知症の方にてどうしても渡したいという方がいらっしゃいましたが、受け取ったふりだけをし管理者に事情を伝え、後で利用者様の預り金に戻していました。
本来はちょっとした品物でも受け取ってはいけませんが、実際には利用者様の気持ちを尊重し受け取ることでお互いに気持ち良い関係を築くことができます。
ご自身にて判断することが難しい場合は迷わずリーダー等、上の人に相談しましょう。
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