介護施設の事例

施設名: 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)

認知症対応型共同生活介護(グループホーム)介護福祉士なし

対応者

対応者

対応者 介護福祉士

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 B1

認知症の状況 Ⅲa

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Bさんは90歳女性で、軽度の認知症はありますが、記憶力もしっかりしていて車椅子には乗っているものの自分のことは自分で訴えることのできる人でした。
施設に入所されており、ご自分で体操されたり、新聞を読むなどされていました。車椅子とはいえ、移乗や排泄を除けばだいたいの日常生活のことはできていました。
ある日のことその方の入浴介助を担当したあと、その場では何事もなかったのですがあとになって他のスタッフに、あの男毛が濃くて気持ち悪い。と漏らしたそうです。その後、介助に入ろうとするとあっちに行けといわれたり、生理的に無理といわれたりする状態になり、夜勤の時にはわざわざ他のフロアにいるスタッフを呼びに行かなければならないほどでした。
その後、結局他のフロアへの異動を上司に申し出て、そういったトラブルは無くなりました。

対応者の中での対応

当初は認知症の症状なのかと思っていたら、きちんとこちらのことは認識しているし実際嫌がらせもしてきていたので被害を管理者に訴えましたが結局動いてもらえず、最終的に自分が他のフロアに異動することになってしまいました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

認知症だからとかそういう理由で片付けられてしまい、お客様からハラスメントを受けても泣き寝入りする介護従事者は多いかと思います。
正直いって、認知症なんだからそれくらいしょうがないといわれて終わりなことは多いと思います。
今後介護現場の処遇が改善されるにはそのサービス事業所全体で対策に取り組む必要があり、そういった施設が生き残っていくのではないかと思います。
まずは少しでも味方を作ったり、実際の被害を詳細に記録することかと思います。

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