介護施設の事例

施設名: 特別養護老人ホーム

特別養護老人ホーム介護福祉士なし

対応者

対応者

対応者 介護福祉士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 A2

認知症の状況 Ⅱb

性別 男性

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トラブルが起きた背景

Mさんは、ショートステイを利用していますが杖を使用してご自分で歩け、身の回りのこともご自分で済ませる為全く手のかからないご利用者様でした。
日中夜間も部屋で過ごし、食事やトイレの時のみフロアに出てこられる方でした。そのような利用方法で何年も過ごしてきていたのですがある夜勤の日、急に杖を振り回して「ここはどこや、警察呼んでくれ」と大きな声を出して施設内を歩き回られました。
こちらの声には全く耳を傾けず、杖で入り口を叩き始めたため宿直の職員(男性)と話を傾聴し、なんとか落ち着いていただくことができました。
その後も数回利用されましたが、同様のことがあり、家でも今までとは違う行動が出るようになったとのことで病院に行くと、認知症の進行が見られたため別の施設に入所することになりました。

対応者の中での対応

年配の方は若い女性職員の話はあまり聞こうとしない傾向にあるため、すぐに男性職員に交代したのは良かったと思います。
また、こう言ったことがあるときちんと相談員に報告し、そこからご家族に連絡をする為連携がスムーズにいったと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

穏やかであった方が急に荒れるとびっくりすると思いますが、まずは落ち着いて否定はせずにその方の話を傾聴することが大切だど思います。
無理矢理止めようとすると転倒の危険性もあるため、安全に注意しながら見守ること、また、一人で対応しようとせずに他の職員に応援を求めることも大事です。
そしてそういったことがあれば、管理者等にすぐに報告し、今後の対応をご家族と相談してもらうことが、ご利用者の方のためにもなると思います。

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