介護施設の事例

施設名: 小規模多機能型居宅介護

小規模多機能型居宅介護介護職員なし

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 B1

認知症の状況 Ⅱb

性別 男性

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トラブルが起きた背景

通いのサービスを利用されているTさんは、自宅でご主人との二人暮らしです。利用はほぼ毎日来所されます。排便コントロールを看護で行っていますが、毎回来所中に出るとは限りません。もちろん、自宅で出ることもあることをご主人へは伝えていましたが、自宅で排便が出る度に「なんで家で出るのか?」「そっちに行ってる間に出せないの?」など電話が入ります。自然現象でもあるので、確実に管理することが難しいと看護師から説明するも、「もういい!」と電話を切られます。翌朝お迎えに行くと、添乗したスタッフへ不機嫌な顔をして「そっちで出てもらわないと困る!」と言われます。主治医などにも相談し、主治医からも話をしていただきました。話をするときはいつもわかったように返事をされますが、また自宅で排便があると同じようにクレームが入ります。現在は浣腸を処方され、ある程度のコントロールは可能になっていますが、今でも自宅で出ることはあります。

対応者の中での対応

自宅での排便がご主人の負担になっている為、排便コントロールを看護師に依頼したりと行っていましたが自然に出るものであり、しばしば自宅で出たりもします。根気よく何度も同じ話をし理解していただけるようにしました。また、主治医への協力も仰ぎ、説明していただき納得していただくこともできました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

在宅で介護を行うなら排泄介助はつきものであること、また排便コントロールも行ってはいるが生理現象であり、確実に自宅で出ないようにすることは難しいことを何度も話をし理解していただくことをしました。数回での話ではご理解いただけない家族様もいらっしゃるので、根気よく説明することが大事です。また今回のケースは介護士や、看護師だけでの説明では納得していただけれない方であった為、主治医への協力を仰ぐことで理解していただくこともできました。他のケースなどでも医療従事者からの意見もあればまたご納得、御理解いただけることもあるかと思います。

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