介護施設の事例

施設名: 小規模多機能型居宅介護

小規模多機能型居宅介護介護職員なし

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 B1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

ガンの末期の方で、ご利用された当初はご自分で杖を遣いながら歩いたりなど身の回りのことはある程度ご自身で行うことができていた方です。ガンが進行するにつれ、麻薬などの使用も始まり、意識も朦朧とすることも増えていき、一人では起き上がることも困難になってこられました。いつものように、夜間ぐっすりと眠られていたOさんでしたが、急に部屋から物音がしたため伺うと、ベッドの足元側から降りようとされ転落されていました。床に座り込んだ状態でした。特に足の痛みや外傷などはなく、頭部を打った形跡もありませんでした。朝方家族様へ連絡を入れ、状況報告を行い、念の為病院でレントゲンを撮ることになりました。結果は特に問題もなく、骨折などもありませんでした。

対応者の中での対応

外傷の確認などをすることで、動かしても良い状況なのか判断を行いました。また、早急に家族様へ連絡を入れ、病院への手配を行い迅速に対応しました。ベッドの足元側から降りられるとは想定外でしたので、このような普段考えにくいような事故も起こり得ることがあることを事業所内で話し合い周知することができたことが良かったです。

今後同じ事例が起きた時の対処法

事故が起こった際は、大小関わらずすぐに家族様へ報告連絡することが信用や信頼に繋がります。今回の事故は想定外のことでしたが、予想もしない事故やトラブルが起こる仕事です。もしかしたらこんな風な事故が起きるのではないかを意識してケアに当たることで、未然に防ぐことのできる事故もあります。今回のようにこの事故がきっかけで、もしかしたらの事故を考えることができましたので、意見の出し合いをこれからも行っていきたいと思います。

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