介護施設の事例
施設名: 小規模多機能型居宅介護
小規模多機能型居宅介護介護福祉士なし
対応者
対応者 介護福祉士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 A1
認知症の状況 Ⅱb
性別 女性
トラブルが起きた背景
これは、私が老人保健施設で働いていたときの話しです。Cさん、70歳代、女性。軽度認知症があり他の利用者さんDさんとの間に起こった出来事です。Cさんは認知症がありましたが、施設生活になれてからは穏やかに過ごしていました。しかし、間もなくしてDさんという利用者が入所してきました。すると、Cさんは『あの人(Dさん)は意地悪な私の姑さんでね。いつも私の悪口を言いふらしていた。顔も見たくない』と周りの利用者さんやスタッフに言うようになりました。そんなことを知らないDさんは、Cさんの前に萎縮してしまい不穏な空気が流れていきました。Dさんの雰囲気がかつての姑さんに似ているのか、その後Cさんとしても不穏な状態が続きました。そのため、私たち職員はなるべくCさんやDさんの間に物理的に距離を置いたり、間にはいっていくようにしていきました。
対応者の中での対応
良かった点に関しては、スタッフが間に入ることでCさんからDさんへの直接的な攻撃を避けることが出来ることです。また、みんなで過ごすデイルームに置いては午前・午後と時間帯をずらすことでお互いのストレスが緩和出来たと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
色んな人が合同で生活するのは、慣れるまでとてもストレスだと思います。ましてや、高齢者は新しい環境に慣れるとは苦手であり、最悪せん妄を起こしたりする可能性があるからです。そこで、折り合いが合わなかったりする場合はスタッフが介入していき、お互いがストレスやトラブルを起こさないように配慮していくことが大事であると思います。ここを怠ってしまうと、家族を巻き込んだトラブルに発展してしまう可能性もあるため注意して観察・介入していく必要があります。
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