介護施設の事例
施設名: 通所介護(デイサービス)
通所介護(デイサービス)介護職員なし
対応者
対応者 介護職員
対応者 女性
お相手
寝たきり度 A1
認知症の状況 Ⅱb
性別 男性
トラブルが起きた背景
Aさんは若年性アルツハイマー型認知症を患っており、奥様と2人暮らしをされていたが問題行動が多くなってきており、奥様の介護負担を減らすためにもと施設を毎日半日でご利用いただいている状態であった。ご自身の好きな事や、期限の良い時などは少しずつお話をしてくださったりするが、機嫌のよくない時や慣れていない職員が対応した時などは特に帰宅願望が強くなり、ドアの前に座って退所の時間まで待っているような状態であった。その日も慣れない職員の対応で機嫌が悪くドアの前に座っていたが、来客が来てドアが一瞬空いた時にそのまま出て行ってしまった。まだ年齢も若く、体力もある方だったため追いかけてもなかなか追いつかず、一人が走って追いかけもう一人の職員が車で迎えに行く対応をとった。普段から帰宅願望が強くなる場合があると周知していた為ご家族の連絡を含めスタッフが連携し、迅速に対応することができ大事には至らずに済みました。
対応者の中での対応
Aさんが、出ていくのを見て自分がスタッフにそれぞれ追いかける人・迎えに行く人・ご家族に連絡する人を割り振って依頼しました。普段からの様子を周知していたので皆迅速に動くことが出来ましたし、他利用者様にもご迷惑をおかけせずに済みました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
まずは、Aさんに対してはなるべく心地よく過ごしていただく為にも可能な限りは慣れたスタッフで対応することです。どうしても無理な場合には、迅速な対応ができるようにマニュアルを作成しスタッフが周知徹底することで迅速な対応ができると思います。また、ご家族様へも状況を説明し危険がある事やどんな対応をしようと思っているかもしっかりと共有しておくことで安心感にもつながると思います。そして一番は利用されているご本人様の普段の状態を必ず把握しておくことが絶対条件だと思います。
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