介護施設の事例

施設名: 訪問介護(ホームヘルプ)

訪問介護(ホームヘルプ)介護職員(ホームヘルパー)脳血管疾患

対応者

対応者

対応者 介護職員(ホームヘルパー)

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 C2

認知症の状況 M

性別 男性

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トラブルが起きた背景

Sさんは脳梗塞にて入院し退院後独居生活となるため施設利用となりました。
奥さんは60代の頃他界され息子夫婦は県外、娘夫婦が同じ市内で暮らし時々Sさんの様子を見に来ると行った生活を送っていました。30年余り一人暮らしの生活を送っていた為自分の事は自分で行っていたSさんが脳梗塞にて介護状態となり、娘さんも現実を受け入れられず、施設生活となった現状でも再び自立した生活に戻れると思っており、認知面が低下したSさんの食事やお風呂に入れてもらえない等々の現実とは異なる言動を信じ込んでしまいました。激怒されている家族に介護記録を提示しましたが、本人が介護されていないと言っている以上信じて頂ける事が難しくそのまま退所される事となりました。

対応者の中での対応

介護記録を提示し、不満があるようであればご家族も同席して頂くよう提案・対応しました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

施設入所前の入院中に、ドクターから現状や予後をしっかりと説明して頂き、症状に対しての対応や解決策を退院前に病棟スタッフがご家族様へきちんと伝達するよう、退院時カンファレンスへの同席を積極的に行った方が良いと思われます。この件は入所前の未然に防げたものだと思われる為、ご家族様の心のケアまでもきちんとみて対応して欲しかったと思います。
今後同じような事例が発生した場合も、ご家族様への状況説明として一日介護を同席する等対応した方がいいと思います。

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