介護施設の事例

施設名: 訪問リハビリテーション

訪問リハビリテーション介護職員(ホームヘルパー)糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症

対応者

対応者

対応者 介護職員(ホームヘルパー)

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 B1

認知症の状況

性別 男性

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トラブルが起きた背景

認知面の低下もなくしっかりされていたTさんは、自身の疾患により入院し、身辺動作は全介助レベルの車椅子生活となりました。退院後施設入居となり、介護量が多いため訪問リハビリを利用することとなりました。
訪問リハビリのおかげで、自分で起き上がり、介助下にて歩行できるレベルまで回復されました。しかし、訪問リハビリ以外の時間は、介護士に依存的で全ての動作に全介助を求めていました。訪問リハビリでの成果が果たされずにいたため、訪問リハビリを担当していた私はリハビリ中に介護士を集め、介助方法や声がけを見学して頂きました。また、写真に収め、介護方法をわかりやすく加工して飾る事で、介助方法の統一を図りました。それにより、Tさんへの対応やTさん自身の心の変化もあり介護量が一気に軽減されました。

対応者の中での対応

実際にリハビリの様子を介護職員にも見ていただいた事により情報の共有化が図れました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

何度も会議を開き、リハビリ時間以外の様子を介護職員から聴取する事が大事になります。
また、利用者様の性格だったり気持ちを尊重し、どのように働きかけたら気持ち良く受け応えて頂けるのか、利用者様と療法士の関係性も良好である必要があります。療法士の立場から、リハビリで獲得した動作を生活面に活かすよう導く事が指導と言う言葉で表現されますが、上から目線ではなく、利用者様を尊重して導く事がその後の成功率を上げる秘訣だと思います。

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