介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)介護職員糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 男性

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トラブルが起きた背景

75歳のHさんは数年前に糖尿病を患い、現在ではインスリン注射をしながら、体力維持と歩行機能改善のため、私が勤務していたリハビリ特化型デイサービスに通っていました。長時間の歩行が困難だったため、趣味である美術館巡りができないと嘆いており、休みの日に一度ついて来て欲しいと頼まれ、当時介護の仕事が初めてで知識が乏しく、施設の管理者や他のスタッフが勤務時間外でも利用者と付き合いをしているような職場だったので、好意で引き受けました。
大きなトラブルはなかったものの体や心を休めるための貴重な休日がなくなった上、自分のプライベートも根掘り葉掘り詮索され精神的にも苦痛でした。
その後も職場で何回も外出に誘われ、断るのに毎回大変な思いをし、ストレスを溜めてしまいました。

対応者の中での対応

介護の知識が乏しく、利用者さんのためと思い、勤務時間外の付き合いを引き受けてしまったことが良くなかった。
後々起こりうるトラブルなど、もっと深く考えるべきだった。

今後同じ事例が起きた時の対処法

介護に携わる人は、人のために何かやってあげたいという、優しい人が多いと思いますが、私の経験のように間違った優しさで利用者に接してしまう人も多いのではないかと思います。少しでもこれはどうなんだろう?と疑問に思ったらまず上の人に相談することが一番大切だと思います。
また、介護の知識を深めることで、介護をする上で必要な倫理観なども身に付くので、常に自分自身の知識を磨くことが結果的に良い介護に繋がると思います。
私もその後介護実務者研修を受けたことで、振り返りをすることができました。今後は、この経験での反省を活かして働きたいと思っています。

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