介護施設の事例

施設名: 訪問介護(ホームヘルプ)

訪問介護(ホームヘルプ)介護職員(ホームヘルパー)なし

対応者

対応者

対応者 介護職員(ホームヘルパー)

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 C2

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

М様は寝たきりの方です。特に夜になると幻覚症状が強くなり不穏になります。
女の人がずっとそこにいるので帰ってくれと言って欲しい、虫が沢山飛んでいる、兵隊さんが通るぞーと叫ぶなど訴えは様々でした。
訴えに対してそんな人はいないから大丈夫と言う職員もいましたが、ますます不穏が強くなる為、(虫が沢山飛んでいる)に対しては「分かりました。今追い払います」と、いるわけがないのですが全力で払う真似をしたり、(人がいる)に対しては、М様にどうしてほしいのか聞いてМ様の視線の先に移動し演技をして話しかけ
「今日はもう遅い時間なので帰っていただけますか」と話し、М様には「帰りましたね、今日はもう大丈夫ですね」と言うと「ありがとう」と安心されていました。

対応者の中での対応

いないですよ、大丈夫、だけでは本人様納得されずますます不穏が強くなる為、演技し本人様の不安を和らげるよう努めた事で安心してくれた事が良かったと思いました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

М様にとってはそこに得体の知れない何かがいて、不安で怖いという思いがあるので否定されると、誰も助けてくれないと思い不穏が強くなるのだと思いました。
あともしかしたら物の影が人の形に見えるかもしれないと思い壁にかけてる洋服等を外して居室をシンプルにしてみました。都度、幻覚の訴えは様々ですが、否定しないで受け入れてあげるといいと思います。
毎回幻覚が見えて訴えてこられますが、回数は確実に少なくなりました。

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