介護施設の事例
施設名: 訪問介護(ホームヘルプ)
訪問介護(ホームヘルプ)介護職員(ホームヘルパー)なし
対応者
対応者 介護職員(ホームヘルパー)
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅳ
性別 女性
トラブルが起きた背景
ご夫婦で住まわれているN様は認知が強い方ですが歩行も安定されています。
私は調理の生活援助で訪問していました。訪問するたび顔を曇らせ調理中は勝手に家の物を使うな、自分で持って来いと出したお皿を棚に戻してしまう、調味料や包丁も出した矢先に片づけてしまうなどというような行動がみられていましたが旦那さんが奥さんをなだめてくれて何とか仕事が出来ている状態でした。
N様は調理中もずっと近くにいて「まーたこんなの作って」「早く帰りなさいよ」と文句を言っていました。しかし、デイサービスには抵抗なく穏やかに行かれているようでした。
何が違うのかな、せめてN様には安心した状態で提供時間は過ごしてほしいと、N様が通所しているデイサービスの職員のユニフォームの色を真似て訪問してみたところ段々と顔も穏やかになり調理中はデイサービスの話をしたり、味付けはN様に聞きながら行ったりと、とてもスムーズに仕事が出来るようになりました。
対応者の中での対応
本人様が信頼されて行かれているデイサービスの職員のユニフォーム、紺色のポロシャツ、チノパンを真似て訪問した事によって本人様がデイサービスの人が来てくれてやっていると思ってもらえたのかと思います。
事前にデイサービスの職員にもN様がいつもどのような事を楽しみにされているのか、どんなことをしているのか聞いてサービス中もその話題をふってみたりしたことが良かったと思いました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
知らない人が勝手に家に入って勝手にご飯を作ると思っていたと思います。
不信感を取るために相手の興味のあるものや、どんなものが好きなのか事前に調べておいた方が良いと思います。
仲良くなるために私は怪しい物ではありませんよと思って頂けるような心がけが必要だと思います。きっかけはどこに落ちているか分かりません。
とにかく本人とコミュニケーションをとってヒントを得ることも大事です。
イライラしてしまうと相手にも伝わってしまいますので笑顔で接して模索してみることと、ご家族にも聞いてみることも良いかと思います。
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