介護施設の事例

施設名: 通所リハビリテーション(デイケア)

通所リハビリテーション(デイケア)介護職員(ホームヘルパー)なし

対応者

対応者

対応者 介護職員(ホームヘルパー)

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 A1

認知症の状況

性別 男性

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トラブルが起きた背景

まだ私が介護職員として働き始めて間もない頃です。
介護業界自体が初めてでしたので、利用者様との距離感も分からず暗中模索している状態でした。
そんな中Tさんはきさくに話しかけてくれて、とてもありがたく思っていたことを憶えています。
徐々に親しくなりちょっとした世間話も笑いながらできるようになった頃です。
段々と頼まれごとをされるようになりました。
最初はネットにて調べてほしいなどすぐに出来ることでしたが、次第に施設にて購入している消耗品が欲しいなどと発展していきました。
私は本当はダメなんだと思いつつも、断りたくない思いもありクリアファイル3枚程度ならよいだろうと勝手にTさんへ渡したのです。
その現場を主任に目撃されました。
渡したものを返してとは言いませんでしたが、私は当然お咎めを受けることに。
その後もTさんとは普通に接していましたが、若干距離をおかれたように感じました。

対応者の中での対応

Tさんの訴えに応えようという姿勢は良かったと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

利用者様の要望が本来業務から逸脱していることはあります。
ただそこはグレーゾーンと言いましょうか、個人の裁量に任されているところがあります。
今回のように施設の消耗品をあげるという行為はしてはいけませんでした。
主任から言われたことで、「何故Mくんに何でも頼むか分かるかい?それは何でもしてあげるからだ」という言葉を今でもはっきり憶えています。
頼まれたら断りたくない、断りにくいという気持ちはあります。
そして利用者様の気持ちに応えたいという気持ちはもっとです。
それでも節度をもった対応をし、これ以上はいけないという要望に対してははっきり断る姿勢を見せることも大事です。

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