介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)介護職員関節リウマチ

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Oさん 76歳 女性  1人暮らし 若い頃に離婚し子供は1人いるが疎遠状態。関節リウマチがあり手指の変形があります。
生活費は1部生活保護を受給。
明るい感じで他の利用者さんともよくコミュニケーションもとれるタイプで、デイサービスではいつも仲良くされている人と一緒に坐られて週に1回のデイサービスを楽しみにされています。
デイサービスの回数は増やしたいがお昼の食材費が増えると生活費が圧迫するので週に1度利用されています。
ある日デイサービスで仲良しの友人からOさんに
「生活保護を受けているの?」
と聞かれて 
「どうして?」
と聞いたら、送迎の時に職員がOさんの苗字が出て来なくて「あの生保の人」って職員同士が話しているのが聞こえたからと言っていたそうです。
Oさんは、誰にも知られたくなかった事を軽く職員が馬鹿にした様に言った事がゆるせなくて、その日管理者に
「デイサービスを辞める。私の事を職員は生保と言って馬鹿にした」
と訴えました。
管理者は発言した職員2名に確認し認めた為、謝罪しOさんに許してもらいました。

対応者の中での対応

悪かった点は、利用者様氏名を呼ばずに、ありえない間違った呼び方し利用者を傷つけた事です。

今後同じ事例が起きた時の対処法

利用者の事を親しく信頼関係ができていると思い勘違いをする介護職はいます。
〇ちゃんやあだな呼び。その人の特徴等を現した呼び方は大変失礼な事です。
いくら親しくなっても利用者が認知症であっても、人生の先輩、年長様に対して上から目線や周囲が聞いていても失礼な呼び方や対応は決してしてはいけません。
又、生活保護を受ける事は決して恥ずかしいことではありません。
推進する事でもありませんが、それぞれ人は置かれた立場で生活のスタイルも収入も違います。
生活保護制度は、生活に困窮する方に対しその困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立を助長することを目的としています。その専門的知識を専門職は勉強し理解すること。その方がおかれている立場はそれぞれ違います。
介護のプロが介護を受ける方に対して間違った発言で傷つけたり個人情報を漏洩する事はゆるされません。きちんと〇様と苗字でお名前を呼ぶ事は基本です。

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