介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)介護職員変形性関節症

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 B1

認知症の状況 M

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Iさんはデイサービス利用時に転倒し、大腿部の骨折を起こし入院しました。退院後自宅療養を経てデイサービスへこれるまで状態が回復しましたが、以前と違う雰囲気でした。以前に比べ大きな声で話しかけてくれるようになっており、耳の聞こえも難聴の強度が強くなっていました。
デイサービス復帰後の2か月後に大きな声で叫び始めました。きっかけは恐らく他者との会話が聞こえなかったことによるもどかしさだと感じました。一度叫ぶと1時間から2時間はずっと叫んでいる状態です。
そんなことが常時みられるようになり自宅でも叫ぶことが増えてしまい、半年後には精神科に通院することになり、そのまま入院してしまいました。その後はデイサービスを利用しなくなりましたが、薬物治療により意欲低下が大きく寝たきり状態になってしまったとのことでした。

対応者の中での対応

難聴が進行していたことの精神的不安をもう少し配慮するべきだったのかと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

以前の利用していた状態のままだと思わずに対応方法を見直すように心がけていく事が大事です。
骨折を伴う入院は寝たきり状態になりやすく、認知症状が悪化することがほとんどだと思いますので、しっかりと状態のアセスメントを行い、現状に合った対応方法を行っていく事が大事だと思います。
また、叫ぶ理由をしっかりと把握することで自宅でも叫ぶことが少なくなる可能性があったように思います。
精神科に入院してしまうと、薬物療法は身体的にはあまり勧められないものが多い印象があるのでその方の人生が大きく左右されると思いますので、在宅生活中にしっかりと安定できるような関わりを行うべきだと感じます。

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