介護施設の事例
施設名: 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)介護職員なし
対応者
対応者 介護職員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅲa
性別 女性
トラブルが起きた背景
グループホームにて勤務していた時のお話です。
AさんというADLにはほとんど問題ありませんが、認知症が進んでいる方が入所されました。
グループホームですので食事の準備や後片付けがあるのですが、Aさんは事あるごとに何かとお手伝いしてくださります。
他の入居者様の下膳をする程度であればよかったのですが、食事の配膳や食事介助までしようとします。
さすがに見かねて私達で行うのでAさんはゆっくりしていてくださいと申し上げたところ、Aさんは大変気分を害されました。
しかしそうしたことも次の食事時には忘れており同様のご様子を繰り返されます。
都度対応するもののAさんの行動を否定することは禁句です。
結局Aさんがある程度お手伝いされることを受け入れ、問題が起きないよう気をつけていました。
対応者の中での対応
「Aさんはやらないでください」などと直接否定するような言葉を慎み対応したことです。
今後同じ事例が起きた時の対処法
家事的なことをお手伝いしようとされる女性入居者様はけっこういらっしゃいます。
特に元々の職業が保母さんなど人のお世話をする仕事をされていた方にそういった傾向があります。
食器拭きや洗濯物畳みなどはお手伝いしてくださると助かりますし、なるべくやっていただくようにしています。
しかし介護職員の業務に関わることについては別です。
配膳については個々で食事形態が違うため間違えるわけにいきません。
食事介助も嚥下状態などを見ながら行うので利用者様にやっていただくことはできません。
ですが入居者様の「お手伝いしたい」という気持ちをないがしろにする対応はご法度です。
そのためあらかじめ入居者様でも大丈夫なことをお願いしやっていただいているうちに、介護職員じゃなければできないことを行うのがベターかと思います。
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