介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)介護職員認知症

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 女性

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トラブルが起きた背景

uさんは、杖歩行でふらつきがあり歩行時は付き添い介助を行っている以外は、わりあい自立できている状況です。会話もしっかりしていますが、短期記憶はあいまいなことが多く、記憶保持はできていません。
ある日食堂で昼食をとられていた際にuさんの前に食事の際に食べこぼしが多少ある方が座られ食事をされていました。
その方はエプロンを使用していますが、それを見て「子供しかそんなのつけないのよ」とバカにされていました。
そのあとも食べこぼしの度に「またこぼして」「きちんと食べれないの!」と怒ることもあり、その方を泣かしてしまいました。
すぐにuさんに席を変えてもらい、怒りながらも変わってくれましたが、そのあとはそのことも覚えておらず、席の配置が変わっていることも怒られることもありました。

対応者の中での対応

席の配置をすぐに変更していれば少しは他者を傷つけることはなかったと思います。判断が遅れてしまいました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

uさんはもともとはっきりとした性格で、社交性もありしっかりものでした。
認知症の進行により、物事をよりはっきりしてしまう傾向があったようで、そのことを加味した席の配置を事前にカンファレンスしておけば、回避できた可能性もあったかもしれません。
また、短期記憶もなくすぐに席替えをせずに別の話題などでその場の空気を変えることをしておけば新たなトラブルも減らせることができたのかもしれません。まずはその方の性格や生活歴を見直し、トラブルにつながる要素を解決していく必要があります。

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