介護施設の事例
施設名: 訪問介護(ホームヘルプ)
訪問介護(ホームヘルプ)サービス提供責任者なし
対応者
対応者 サービス提供責任者
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 女性
トラブルが起きた背景
Sさんはまだ若い女性ですが、精神疾患を患い家事ができなくなったということで、障害枠で60代のベテランヘルパーが調理に入ることになりました。
小学生のお子さんもいるのですが、Sさんがずっと寝ている状態だったため家中が汚れ放題で、台所を使うにもまずは掃除をしなくてはなりませんでした。
元々は調理だけという契約だったのですが、ゴミだらけの中で調理ができるはずもなく、なんとか周囲をきれいにして調理を終わらせたヘルパーが帰り支度をしているのを見て「あなた手早いのねえ」とSさんは大絶賛。
次にヘルパーが入った時には、部屋はほとんど元通りに汚れておりSさんは「だるくて動けないの。あなたならきれいにしてくれるわよね」と期待の眼差しで見てきます。
ヘルパーは仕方なく調理の他に掃除もするようになってしまい、5分でも時間が余ると「子供の学校で必要なお裁縫なんだけど…」「もう一品作ってほしいんだけど…」と次々要求が増えていきます。
精神障害の方への訪問はあくまで援助、何をするにしても一緒にやってもらうのが計画のため、寝ながら指図するばかりのSさんにヘルパーもとうとう堪忍袋の緒が切れてしまい、担当の相談員に話してSさんを説得してもらいました。
ヘルパーはお手伝いさんではないしSさんよりずっと年上なので、あまりワガママを言うと来てもらえなくなりますよ、という説得が功を奏したのか、ヘルパーが来る日はSさんもなんとか起き上がって少しだけ一緒に動いてくれるようになりました。
対応者の中での対応
ヘルパーを家政婦扱いする人はまだまだ多いため、度が過ぎる前に関係者にきちんと連絡して本来の役割を伝えてもらうことも重要な仕事です。
いくら手早くても、あれもこれもと言いつけられたらヘルパーだっていい気持ちはしません。
計画にないことを頼まれた時点でヘルパーは断って事業所に確認してくれたので、Sさんに過剰な期待はさせずに済みました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
利用者の自立度によってヘルパーのケア内容は様々に変化します。
特に精神障害の利用者はまだ若い方が多く、日によって体調も気分も一定ではないので、入るヘルパーにしても状況を見極めることは困難です。
とはいえ、誰かが家事をやってくれるならいいや…という考えが大きくなると人は動かなくなりますし、ヘルパーの負担が増すばかりです。
利用者が動けるなら少しでも動いてもらって、文字通り「援助」に徹することが、ヘルパーにとっても最良のやり方だと思います。
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