介護施設の事例

施設名: ショートステイ

ショートステイ介護職員なし

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J2

認知症の状況 Ⅱb

性別 男性

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トラブルが起きた背景

認知症高齢者による女性スタッフへのセクハラ問題です。
女性スタッフへのセクハラは大なり小なりどこの施設でも起こりえるものです。
その中でも特にひどかった例をご紹介します。
認知症の男性でADLはしっかりしておりほぼ自立している方でした。
ショートステイに入所し1~2日は落ち着いて生活されておりましたが、慣れてくるとRスタッフにのみ頻繁に話しかけるようになったのです。
最初は世間話でしたが次第にセクハラと取れる発言が増え、ここでは書けないような言葉も投げかけるようになりました。
Rスタッフも最初は笑ってやり過ごしていましたが、身体を触られるようになると笑い話ではありません。
リーダーや管理者に相談し直接Tさんへ注意することとなりましたが、Tさんのご様子は変わらずです。
仕方がないので他のスタッフにてTさんの配膳等を行うよう気をつけ、RスタッフはなるべくTさんから離れた位置で業務にあたってもらうこととしました。

対応者の中での対応

TさんがRスタッフに近寄ろうとした際、自分が話しかけに行くなどのRスタッフに近寄らせない行動をしたこと。

今後同じ事例が起きた時の対処法

利用者様による女性スタッフへのセクハラ行為は、残念ながらどこにでもあるものです。
そして施設としてはしかるべき対応をしてくれないことが多いです。
勇気を出して管理者等に実情を訴えても話を聞くだけだったり、ひどい事例では「そのくらい我慢しなさい」と一蹴したリーダーもいます。
そのため自分の身は自分で守ることが大事になります。
あまりにひどくエスカレートする場合は動画撮影等行い、動かぬ証拠を確保しておくべきです。
また上の人が対応してくれなくても、一緒に働いているスタッフはまず間違いなく協力してくれます。
この例だとショートステイですので、Tさんが利用されている期間はスタッフ全員にてRスタッフを守るシフトをしいていました。
対応してくれなくても上の人へ相談したという事実は作っておくべきです。
介護職員の人権無視とも言える状況になっているのが現実ですが、毅然とした態度にて対応しましょう。

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