介護施設の事例

施設名: サービス付き高齢者向け住宅

サービス付き高齢者向け住宅介護職員なし

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 B1

認知症の状況 Ⅱb

性別 女性

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トラブルが起きた背景

現在はコロナ禍ですので施設における面会は全面的に禁止となっております。
入所されている方のご家族はご理解いただけておりますが、認知症の入居者様の中には事態を飲み込めていない方もいらっしゃいます。
そのためSさんはご家族と直接会えないことを不満に思っていました。
都度状況を説明しご理解いただこうとしますが一筋縄ではいきません。
そんな日々が続いていたため鬱憤が溜まっていたのでしょう、堪忍袋の緒が切れたかのように激高されることとなりました。
私だけではなく他のスタッフも対応にあたるも怒りは収まりません。
ご家族に直接会うことはできませんが、電話にて話していただくことでなんとか落ち着きを取り戻したご様子でした。

対応者の中での対応

コロナ禍についての説明よりも、Sさんの不満をしっかり聞こうという姿勢だったこと。

今後同じ事例が起きた時の対処法

今まで会うことができていたのに急に会えなくなった、とご理解されている方はけっこういらっしゃいます。
そのためどうしてなのかご自身で考え、「自分のことが嫌いになった」「自分は見捨てられた」などと思う利用者様もいます。
そして一度思い込んでしまうとその認識を変えることは非常に難しいです。
こうした状況になることはご家族も理解されている場合が多いです。
なのでご家族の協力も仰ぎ、定期的に電話にてお話していただいたり、日用品等を持ってきていただくことで安心に繋がると考えます。

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