介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)看護師進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病

対応者

対応者

対応者 看護師

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 B2

認知症の状況

性別 女性

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

トラブルが起きた背景

Sさんは、認知機能低下とパーキンソンによって、ADLにはほとんどスタッフの付き添いが必要な方でした。
介護スタッフが小さなことですがSさんに少しきつめに注意したことをきっかけに、Sさんは怒り出してしまい興奮ぎみに。介護スタッフはすぐに謝りましたが、S様は介護スタッフに殴りかかったり噛みついたりしてしまいました。数人のスタッフでSさんを抑えましたが、介護スタッフの腕にはひどい噛みあとと出血が見られました。
介護スタッフの傷の手当てを行い、今回の状況についてご家族に説明させていただきました。介護スタッフももう少し伝え方を考えるべきだったと反省をし、今回のケースについて認知症の対応を含めて勉強会をかねてスタッフ全員で共有しました。
Sさんはその後は問題行動なく過ごされており、介護スタッフも現在も元気に勤務しています。

対応者の中での対応

認知症の利用者様に対しての効果的な対応について、スタッフ全員で対応することができたことはとてもよかったと思う。
ただ、ケガをしたスタッフへの配慮ももっとできればよりよい対応につながったのではないかと思われる。

今後同じ事例が起きた時の対処法

スタッフの認知症への対応について、もっと事前に勉強会や研修を通してスキルをあげておく必要があると考えられる。
そうすれば、スタッフも利用者様側もお互いにより気分のいいサービスの提供が実現できるのではないか。

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

介護施設の事例一覧へ