介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)管理者(施設長・ホーム長)認知症

対応者

対応者

対応者 管理者(施設長・ホーム長)

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J2

認知症の状況 Ⅱb

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Iさんが通所介護を利用し始めたばかりのころ、利用中に施設から離れて外に出てしまいました。
その時にスタッフは誰も気づきませんでした。少しして私が全体の人数が足りないことに気づき、施設内を探しましたが見つからなかったため、この時に初めて離設が発生したことに気づきました。
そこから数名で探しましたが見つからず、警察に通報しようと思った矢先に家族から連絡が入りました。
Iさんは自宅に戻っており、家族からなぜ家にいるんだという内容の連絡です。私と社長はすぐさま本人宅に伺い、事の経緯と謝罪を行いました。その場は何とか抑え、次の日には離設しないための対応案を家族のもとに説明しに行き、家族も了承されたので利用再開となりました。

対応者の中での対応

認知症を発症している方が離設して家まで事故なく歩いて帰れたのは不幸中の幸いでした。
起こってしまったことに関して誠心誠意謝罪を行い、家族からまた利用再開の了承を得られたのも幸いでした。
ただ、離れていたことに誰も気付かない現場スタッフにはプロ意識が足りないと言わざるを得ません。

今後同じ事例が起きた時の対処法

トラブルは必ず発生します。その時に大切なのはとにかくスピードです。
変に時間を経過してしまうと関係性が悪化することに繋がり、トラブル防止の対応策を提示する際にもより質の高いものが求められてしまいます。スピード重視にすれば相手に与えるマイナスの印象は最小限に留められる可能性があり、誠意も伝わる可能性が出てきます。
誰でもトラブルを起こすのは嫌なものです。しかし、精いっぱいやって利用中止等になったとしても悔いが残らないように対応を心がければ良いかと思います。

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