介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)介護福祉士変形性関節症

対応者

対応者

対応者 介護福祉士

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Mさんは軽度の認知症と変形性膝関節症があり、自宅内では杖や手すりを使い歩行されていますが、施設内など長い距離を移動される場合は車椅子で移動されています。
性格は温厚で接しやすいかたなのですが、一つ問題が。
Mさんはいつも職員に見つからない様に漬物やお菓子、飲み物などの食材を施設に持ち込み、それを自ら食べるのは勿論、他の利用者様に渡したりして悩んでいます。糖尿病などの疾患でカロリー制限がある方や、咀嚼、嚥下機能の低下により固形物が食べれない方など様々な健康状態の方がいらっしゃるので血糖コントロールが上手くできなかったり誤嚥されるなどの事故に繋がらないか心配していました。
Mさんには何度も口頭で注意していますがなかなか聞き入れてもらえません。

対応者の中での対応

施設側としては新規ご利用時に飲食物の持ち込みをお断りさせて頂いている旨を伝え、契約書にも記載をしていますので大半の方はご理解いただいています。
Mさんに関しても利用契約時に説明、同意を得たうえで利用を開始していただきましたが上手くいかなかったため、今回は担当しているケアマネージャーさんやご家族様にも説明、協力していただき、施設側も毎回利用前にご本人様に持ち込んでいないかの確認を取ることにし、それ以降は持ち込みはなくなりました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

今回の対応は利用前に説明し、同意を得ていたはずなので殆どのご利用者様は理解していただいている事なのですが、軽度の認知症という点で利用者様ご本人だけでの説明と同意では上手くいきませんでした。
今後もこういったトラブルの場合はご家族様やケアマネージャーなど関係者にも周知し協力してもらうことが大切だと思います。
また、事業所としても定期的に書面や口頭でご利用者様にアナウンスを行ったり、張り紙などで注意喚起を行っていきたいです。

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