介護施設の事例

施設名: 特別養護老人ホーム

特別養護老人ホーム管理栄養士・調理スタッフなし

対応者

対応者

対応者 管理栄養士・調理スタッフ

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 B1

認知症の状況 Ⅲa

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Aさんは普段は意思疎通もはっきりとできますが、身体的に不自由な部分があり、施設に入所し介護を受けながら生活をしています。
食事も常食で会話もでき、たまに歩行訓練もしていたため、利用者の中では元気な方という認識がありました。
ある日、Aさんに買い物を頼まれ、500mlのペットボトルジュースを3本購入しました。「冷蔵庫にしまっておいて」とお願いされたので居室に備えつけてある冷蔵庫にジュースを補充することにしました。冷蔵庫の中にはすでに缶ジュースが立てた状態で2缶入っておりました。缶ジュースが邪魔だったので缶ジュースを寝かせて、購入したペットボトルを3本補充しました。
数時間後、かなり怒った様子のAさんの姿が。何事か尋ねると「あんた、わたしの缶ジュース飲んだでしょ。3本あったはず。」とご立腹でした。もちろん冷蔵庫チェック表というものがあり、冷蔵庫の中身は施設職員はわかるようになっています。チェック表を見ましたが缶ジュースはもともと2本しか入っていないことになっていました。ペットボトルジュースを3本購入するように頼まれていたので、缶ジュースとペットボトルジュースの本数について混乱してしまったのだと思いました。「缶ジュースはもともと2本しかなく、3本頼まれたのはペットボトルジュースのほうだから数はあっていますよ。」と説明しても納得していただけず、結果的に職員では解決まで至らず、キーパーソンであった息子さんに相談し、説得していただきました。
そのトラブルがあったあとは本人立会いの下、冷蔵庫に購入してきた食品や飲料を補充することを徹底し、再発防止を心がけています。

対応者の中での対応

Aさんの意見を否定はせず、事実を毅然とした態度で伝えることができたのが良かったと思います。認知症とはいえ、意見をないがしろにされるのが入所者が一番傷つく行為だと思っているからです。
だからと言って、自分の過失だと認めてしまうとAさんの不信感にもつながってしまうため、ご家族のご協力を得るように動いたこともよかったと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

買い物などは金銭がかかわることなので、購入を依頼されたものと購入してきたものの確認と補充は最初からご本人と行うのが絶対良いと思います。
入居者の人数が多いとなかなか全員と立ち会うというのは難しいこともありますが、自立しているように見えて実は認知症状が進行していたということもあり得るのでなるべくは入居者と確認をとったほうが良いかと思います。
それが無理であれば職員によるWチェックを行うなど、なにかしら未然にトラブルを防げる工夫が必要だと思います。

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