介護施設の事例

施設名: 特別養護老人ホーム

特別養護老人ホーム介護福祉士なし

対応者

対応者

対応者 介護福祉士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況 Ⅲa

性別 男性

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トラブルが起きた背景

ユニット型施設のため就寝介助は一人で介助を行っています。
他の利用者の就寝介助を居室内で行うとフロア内の様子はわかりません。ある日、他の利用者の居室内で更衣やオムツ交換をしていました。その日は下剤の関係で就寝介助時に下痢便多量でていたため、便処理等で時間がかかってしまいました。
そして共有スペースで所在確認をするとSさんがいないのに気が付きました。同じ階のユニット内を探しましたが見当たりませんでした。そしたらたまたまデイサービスの職員が忘れ物を取りに施設に戻ったところSさんを発見しました。
普段はエレベーターはロックがかかっていて暗証番号を押して出られるシステムでありますが、その時たまたま面会の方がエレベーターを使用してドアが開いている隙にエレベーターで降りられ外に出られたらしいです。

対応者の中での対応

エレベーターはロックがかかっているから出ることはないと決めつけてしまったこと。
面会に来られた家族に閉まるまで確認をしていただくように周知させていなかったこと。
他の職員と連携、所在確認をすることなど再点検をした。

今後同じ事例が起きた時の対処法

ユニット型の施設は就寝介助等一人で行うことが多く難しい面もありますが、職員がエレベーターを使用するときはドアが閉まってから動く。外部の方がエレベーターを使用したときは所在確認をする。
又は、利用者が徘徊するときがあることを周知させる等対策をする。
また、介護の仕事では決めつけは怖いことを頭の片隅に入れておくこと。
今回の件では暗証番号を押さないとエレベーターは使用できないと決めつけていたところがあったのでいろいろなケースが起こるという事があるとわかりました。

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