介護施設の事例

施設名: 訪問リハビリテーション

訪問リハビリテーション作業療法士なし

対応者

対応者

対応者 作業療法士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 A1

認知症の状況 Ⅱb

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Fさんは認知症ですが、整地の場所では歩行可能、娘さんと暮らしています。訪問リハビリでお伺いしたときは娘さんが不在でした。
インターホンを鳴らしても反応が無く、もう一度鳴らしたところ不機嫌な声で応答がありました。玄関は開けて下さったのですが「あんた誰よ」と眉間に皺を寄せているご様子。
事業所名、自分の名前をお伝えし訪問目的を伝えたところ「私は何も問題無いんだから帰ってよ!」と激高されました。玄関先で話をそらし、なんとか穏やかにはなって頂きましたがリハビリは拒否されましたので挨拶して帰りました。
その後はケアマネ、娘さんに連絡し、今後同じ事態になった場合は同様の対応をすること。また、知人の知り合いだと伝えると入りやすいとの情報を頂いたため、知り合いだということにして訪問しています。
その後は特にトラブルありません。

対応者の中での対応

良かった点としては、本人の意見を尊重し、元気そうなお顔を見られて良かったですとお伝えしたことです。心配している旨が伝わったようなので、本人の想いを汲み取る対応が出来たかと思っております。
悪かった点としては、嘘も方便で、スタッフでは無く久しぶり!ぐらいの気さくさで対応した方がご本人様も安心できたのではないかと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

同じように、ご本人様の気持ちを汲み取ってコミュニケーションを図ることが大切かと思います。
訪問リハビリは安否確認も兼ねておりますので、もしご本人様が「私は元気だからいらないわよ!」と拒否された場合、否定することなくありのままを受け取る姿勢が大切です。
また、その後必ずケアマネやご家族と情報共有を行い、原因の究明と今後どうしていくかの対応を統一していく必要があるかと思います。もし可能であれば主治医とも連携をとることが望ましいです。

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