介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)管理者(施設長・ホーム長)なし

対応者

対応者

対応者 管理者(施設長・ホーム長)

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J2

認知症の状況 Ⅱa

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Kさんの自宅は建物の構造上、玄関を降りて送迎車に向かうまでに5段程度の階段を降りなければなりません。
事故が発生した当日もいつものようにKさんを自宅まで迎えに行き、デイサービスの送迎車に乗せようと向かっている最中でした。送迎車に向かうまでの5段の階段にて足を踏み外し転倒してしまいました。うつぶせに倒れたので頭は打たず、身体チェックもしましたが外傷もありませんでした。すぐに家族に説明の上謝罪を行いました。
外傷もなく痛みの訴えも本人から無かったことから、ご家族と相談の結果その日はいつものようにご利用になりました。
送迎後はケアマネージャーに連絡し、経緯と謝罪を行っています。時間が経過して痣等が出る可能性もあったので、施設にて改めて身体確認を行いました。

対応者の中での対応

Kさんは足腰がしっかりしており、杖を使わず階段昇降などもスイスイ行けるような方でしたので、転倒が発生するわけないと私自身の気持ちがゆるんでいたことが原因の一つです。
気持ちを引き締めてリスクを常に考えていく思考に切り替えていきます。

今後同じ事例が起きた時の対処法

転倒などの事故はご利用者の方が一番苦しい思いをするので、ついそちらにフォーカスされてしまいますが、介護士の心のケアも必要だと考えています。
自分のせいで相手に迷惑をかけてしまった等の考えがあふれてしまい、介護士自身が耐え切れなくなってしまうことも少なくありません。
事故を起こしてしまったことは反省すべきですが、短い期間できちんと原因と対処法を考えたら、すぐに気持ちを切り替えていくべきだと思います。精神状態を崩壊させないようにしてください。

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