介護施設の事例
施設名: 特別養護老人ホーム
特別養護老人ホーム介護職員なし
対応者
対応者 介護職員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 B1
認知症の状況 Ⅲa
性別 男性
トラブルが起きた背景
Yさんは認知症がかなり進んでいますが、座位や立位は軽介助程度でできます。
ユニット型の施設に入居しており、普段は職員やほかの入居者とのトラブルは見受けられませんが、ふとスイッチが入ると同性の職員Kさんに対して「おいお前、何をしてる!!俺の女に手を出すな」「ぶっ殺すぞ!!おい、出刃(包丁)持ってこい!!」と暴言を吐き、近づくと手が出ることが一日の中で何度か起こりました。
女性職員に対してはそのような行為や言動は無く、Yさんが暴言を言い出したらKさんが対応するのは危険なため、少し距離を置くと落ち着いてくるので、暴言のあった日はKさんはYさんに関わることをできるだけ避け、他の職員が対応するようユニット内で共通認識をもって対応しました。
対応者の中での対応
Yさんは入居当時は特に暴言暴力はなく、一人暮らしが長かったこともあり、入居された時にはかなり認知症が進んでいました。
Kさん以外の男性職員に対しても暴言暴力はありましたが、女性職員に対してはそう言ったことはなく、暴言を言っていても女性職員には普通に話しかけ、男性にだけ敵意を剥き出しにする傾向があったため、女性職員が対応すると言うことをユニット内で検討し、施設全体にもこのような状況なので、対応する時は女性職員が対応するように共有したことで、施設全体での行事の時にもトラブルが起きることが無くなったことは良かったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
ユニット内では勿論、施設全体で情報共有をした理由として1年に1度ユニットの移動があることや、ユニットの人手が足りなくて手伝いに来てくれた職員ともトラブルになる可能性も示唆してのことでした。
Yさんが暴言を言ってる時には、離れていても目に入るだけで大きな声で怒鳴るので、他の入居者に対してのアプローチも必要なので、Yさんが落ち着くまでの対応をYさんだけでなく他の方には居室にいていただく、Yさんを居室に連れていき話を聞くなど臨機応変に対応しなくてはいけないと思います。
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